手汗だけでなく湿疹やかゆみがある症状の原因

手汗だけにおさまらず、ぶつぶつやプツプツなどの湿疹やかゆみが起きて、寝ている間に掻いてしまうなどから、手の皮がむける、皮膚剥離(ひふはくり)が起きて、手がボロボロになっているケースも多いです。

 

原因は?

 

考えられる原因は、手掌多汗症による、『エクリン汗腺への汗の詰まり』です。

 

手汗が多い方は、汗の出口である、エクリン汗腺に、汗が詰まりやすく、出るはずの手汗が、皮膚に蓄積されて、1mm程度の、ぶつぶつやプツプツ状の湿疹があらわれます。さらに、皮膚に詰まった汗は、皮膚を刺激するため、かゆみも起きやすくなります。

 

手のひらだけではなく、同じく、汗をかきやすい、足の裏に、湿疹やかゆみが起きることもあります。

 

手汗に伴う湿疹やかゆみの病名

手汗に伴う湿疹やかゆみの病名は、『異汗性湿疹(いかんせいしっしん)』、『汗疱(かんぽう)』になります。どちらも、前項で話した、手汗が原因の、湿疹やかゆみの症状を指すものです。

 

point

ちなみに、手のひらの、湿疹やかゆみは、手汗以外が原因の、歯周病など歯の病巣・歯科金属アレルギー・ビタミンの一種のビオチン欠乏等による、掌蹠膿疱症(しゅうせきほうのうしょう)や、主婦や美容師など、洗剤やシャンプーをよく使用する方に多い、皮膚の皮脂や水分不足が原因となる、接触性湿疹もありまして、症状だけではなく、見た目も似ることがあります。

 

手汗に伴う湿疹やかゆみの緊急対策

手汗に伴う湿疹やかゆみを、すぐにでも治したい場合は、ドラックストアで販売されている軟膏の、「メモA」や「コーフル」の使用がおすすめとなり、ドラッグストアが閉まっていて、すぐに、かゆみをおさめたい場合は、「患部を冷やす」と良いでしょう。

メモA

ドラックストアで手に入る、「メモA」は、600円前後で販売されていて、かゆみを鎮めるジブカイン塩酸塩や、湿疹など皮膚の再生に繋がるアラントインによって、塗布してすぐに、かゆみがおさまり、続けることで、湿疹もおさまっていきます。

コーフル

「コーフル」は、1000円前後で販売されていて、メモAのように、早い段階でかゆみに効き、湿疹の改善にもアプローチします。メモAとの違いは、油脂性の基剤が使われているので、軟膏を塗布して、触ったり掻いたりしないように、カーゼや包帯を巻いても、手にひらにくっつかず、交換が楽なことです。

自宅でもすぐにできる、かゆみ対策は、「患部を冷やす」ことで、保冷剤や氷をタオルで巻いて、患部に当てるだけです。かゆみがおさまる仕組みは、かゆみを起こす、ヒスタミンという物質が、血流低下から、血液を経由して流れにくくなることで、かゆみがおさまるものです。

 

病院での治療と比べれば、これらの効果は、劣りますので、後日、病院に受診して治療を受けるようにした方が良いです。

 

手汗に伴う湿疹やかゆみの治療方法について

手汗に伴う湿疹やかゆみは、皮膚科での治療が一般的で、外用薬の保湿剤やステロイド軟膏、内服薬の坑ヒスタミン剤の処方が行われます。同時に、1000円前後で、制汗剤等が処方されて、手汗治療が並行して行われることも多いです。

 

保湿剤

湿疹やかゆみのない、健康な皮膚に再生する、保湿剤の、尿素軟膏やワセリンなどが、『1000円程度』で処方されます。

 

朝・晩など、患部に塗布して、『2〜4週間』で、湿疹やかゆみが治まりますが、すぐにかゆみがなくなるわけではないので、かゆみが酷い方は、寝ている間などに掻くことで、症状が一向に治まらない場合もあります。

 

ステロイド軟膏

湿疹やかゆみが酷い場合は、『1000円前後』で、ステロイド軟膏が処方されることもあり、皮膚に備わっており、様々な刺激に対応する、免疫システムの過剰な働きが抑えられることで、湿疹やかゆみ自体がなくなっていきます。

 

かゆみは、塗ってすぐに治まり、湿疹は、『1〜3週間』で治っていきますが、ステロイド軟膏を常用すると、皮膚の免疫力の弱まりから、かえって、湿疹やかゆみがひどくなるケースもありますので、ステロイド軟膏を常用しなくてもすむように、湿疹やかゆみの原因となる、手汗治療もしっかりと行う必要があります。

 

坑ヒスタミン剤

かゆみの原因を抑えることで、酷いかゆみを改善する、内服薬の坑ヒスタミン剤が、『1000円前後』で処方されることもあります。

 

外用薬の保湿剤やステロイド軟膏と、一緒に処方されることも多く、飲んですぐに、かゆみがおさまり、『1〜2週間』などで、湿疹も治まっていきます。

 

服用後、眠気やだるさが起こることもあるので、車や自転車等の運転は避けた方が良いです。

 

まとめ

女医

手汗だけではなく、湿疹やかゆみが起きていて、掻いてしまうことで、皮膚剥離から、手がボロボロになっている方も多く、「人前で手を見せるのが恥ずかしい」と感じている方も少なくはありません。

 

手汗が原因となりますので、手汗治療を行いながら、湿疹やかゆみに効く、市販薬の軟膏を使ったり、皮膚科で処方される、外用薬や内服薬を活用していくことが大切となります。

 

治療を続けることで、きれいに跡もなく治っている方は多いので、元の手に戻るのか不安にならなくても大丈夫です。

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