ドライオニックはどの程度の手汗レベルまで治療することができるのか?

家庭用の手汗治療器として有名な、ドライオニックは、『レベル1〜レベル2』程度の、手汗ならば治療は可能で、ほとんどの方で、汗がピタっと止まります。

参照→手掌多汗症レベル測り方とレベル別の適切な手汗対策方法まとめ

 

このドライオニックは、アメリカのジェネラル・メディカル社が開発しており、皮膚科の多汗症治療で行われる、イオントフォレーシス治療と、同じ仕組みで、手汗抑制に働きかけますので、皮膚科での治療と同等の効果が得られます。

 

手汗に効く仕組みは、水を入れた専用容器内に、手を入れて、そこに電流を流して、汗を出すエクリン汗腺に、ダメージと供に炎症を起こして、エクリン汗腺を塞いで、汗を止めるものです。また、電流を流して、水素イオンを発生させることで、汗を出す、ナトリウムイオンと塩化物イオンの働きを阻害して、手汗抑制に働きかける効果もあります。

 

ドライオニックでは、このように、汗の出口を塞いだり、汗が出る仕組みを阻害することで、手汗抑制効果が期待できまして、手汗レベル1〜2への効果が高いです。

 

手汗が抑制できるまでのドライオニック治療期間

ドライオニックで、手汗抑制効果を出すためには、『一日30分(両手一緒に)の治療』を、『約2週間』繰り返す必要がありまして、手汗レベルにもよりますが、「2〜3日など数日間」の手汗抑制効果が期待できます。

 

point

永久的な効果ではないため、この時点で治療をやめてしまうと、数日もすると、また手汗が出てしまうので、その後も、毎日ではなくても、『1日30分の定期的な治療』を、続けなくてはなりません。

 

どのくらいの頻度で治療を行うかは、手汗レベルにもよりますが、「週1〜2回」など行う方が多いです。使用していくうちに、自分はこのぐらいの頻度でやると、効果が続くというのが分かるようになりますので、使用頻度は、やりながら決めていくと良いでしょう。

 

手汗抑制効果を得るためには、ドライオニックを、使い続けなくてはなりませんが、一度効果が出てしまえば、定期的に行うだけで、効果が続くので、治療は楽になります。

 

ドライオニックに副作用はないのか?

ドライオニックの『電流』で、治療中の『ピリピリ感』や、治療後の『かぶれ等』の症状が起こることもありますが、対策として、ドラッグストアで売っている『ワセリン』を、治療前に手に塗ることで、副作用を抑えることは可能です。

 

治療中の副作用の多くは、電流による、ピリピリ感です。続行不可能なほどの刺激ではないので、耐えられる範囲にはなります。

 

治療後は、電流の刺激によって、かぶれ、湿疹、皮剥け、ぶつぶつなどが起こることもありますが、治療前に、治療を行う手に、薄くワセリンを塗布すると、皮膚が保護されるために、副作用が抑えられます。目的の場所に、電流はきちんと流れるので、効果を損なう心配もありません。

 

電流を使うことで、それに伴う、副作用が起こることがありますが、ワセリンで緩和できますし、それでも気になる場合は、電流のレベルが調節できるので、効果は低下しますが、自分にあったレベルで治療するのも手です。

 

ドライオニックの正しい使い方

ドライオニックは、水と付属のフェルトパッドに、治療する部位が付くことで、効果が得られますので、正しい使い方を実践してください。簡単な手順ですので、その通りにやれば、効果を出すことができます。

 

STEP1 準備

 

付属の容器に水道水を入れて、フェルトパッドを5分間浸します。

 

5分後、軽く絞って、ドライオニック本体にある、4つのアルミプレートに、フェルトパッドをおきます。

 

そこから、下段のみに、水道水(温かめのお湯でもOK)を注いでいきます。水の量は、手を入れた時に、縁部分より、1cm程度下くらいに、水がくる量がベストです。

 

水を注ぐ際の注意点として、故障の原因になるため、フェルトパッドの間にある溝やスイッチ部分に、水が入らないようにしてください。

 

 

STEP2 治療開始

 

指輪やブレスレットなど、装飾品を外します。擦り傷や切り傷など皮膚トラブルがある場合は、前項で説明した副作用が起こりやすくなるため、ワセリンで保護してください。

 

下段のフェルトパッドに掌を付けて、上段に指先を置いて、電流のスイッチを入れて、治療を開始します。

 

電流レベルは、スイッチで調節できますから、最大レベルに上げて、30分間、その状態をキープしてください。

 

30分間、両手に自由がなくなりますが、テレビや映画鑑賞などは、できるでしょう。

 

 

STEP3 保管

 

治療後は、スイッチを切り、ドライオニック本体の水を捨てて、タオルで拭きとって、保管します。念のため、底部のカバーをとって、故障原因の水漏れがないかどうかを、チェックすると良いでしょう。

 

フェルトパッドも、水道水で洗ってから、よく絞って、天日干しでしっかりと乾燥させてください。

 

ドライオニックの購入方法と購入時の注意点

ドライオニックは、アメリカでは、手汗治療法として、国から認められていますが、日本では残念ながらまだ国から認められておりません。そのため、ドライオニックを購入するためには、『個人輸入業者』、『ネットオークション』から、2〜3万円程度で購入する方法が一般的です。

 

オークションは、安く手に入りますが、ドライオニックジャパンなど、正規店経由の個人輸入業者から、購入した方が良いです。正規店経由だと、オークションにあるような、「故障トラブル」もありませんし、万が一、不良品でも、「新しい製品の交換が無償」で行われます。

 

また、購入する際は、ドライオニックは、電池で稼動するため、「日本の9V電池が使えるパーツ付き」のものを、選ぶようにした方が良いです。日本の電池が対応していないものですと、個人輸入業者等から、その都度、購入する手間がかかります。

 

ドライオニック本体は、正しい使い方を行っていれば、取替え等の必要はありませんが、付属品の、フェルトパッド(1500〜2000円程度)やアルミプレート(2500円〜2800円程度)に関しては、6ヶ月〜1年に一度と、定期的に交換する必要があるので、付属品のコストはかかります。

 

まとめ

女医

手汗レベル1〜2に対して、手汗抑制効果のある、ドライオニックは、皮膚科のイオントフォレーシス治療を、自宅で行える家庭用治療器です。

 

永久的な効果はないことから、効果を得るためには、続ける必要がありますが、一度効果が出てからは、週1〜2回の頻度で良いですし、両手で30分間ですので、病院まで行って治療を受けるよりは、大変ではないでしょう。

 

point

費用に関しても、最初に、本体価格の2〜3万円程度はかかりますが、その後は、半年〜1年に一度、約5000円の付属品の費用がかかるだけなので、毎月、5000円〜6000円かかる病院よりも、費用は抑えられます。

 

手汗の治療には、ドライオニック以外にもありますが、自宅で出来る中でも、効果は高いので、手汗抑制効果を、しっかりと実感できるでしょう。

 

より、効果を強化したい場合は、薬局やネットでも売っている、塩化アルミニウム水溶液が配合された、テノール液<オドレミン(効果順)という制汗剤を併用すると、相乗効果が期待できますので、ドライオニックの効果を高めたかったり、ドライオニックの効果に満足がいかない場合も、試してみてください。

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